2009年2月12日木曜日

BS7「なんでも鑑定団」……すごい爺さんが現れた!

今晩の「なんでも鑑定団」には驚倒:
開運!なんでも鑑定団 紳助VS8人の刺客 目利き王決定戦 前編 - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]: "開運!なんでも鑑定団 紳助VS8人の刺客 目利き王決定戦 前編「お宝目利き合戦」を開催。鑑定眼に自信のある芸能人たちが司会・島田紳助の出す難問に挑戦して、芸能界の目利き王を目指す!松坂投手の超レア品など豪華お宝が続々登場!"
数年前にこの番組に登場し、骨董の贋作を何千万円でつかまされたことがわかった爺さんがまたまた登場。あれ以来、骨董には懲りて、今は「絵画」の収集に凝っているという。億単位のお金をつぎ込んだという絵画5点が番組に登場。

鑑定の結果は、見事すべてガラクタ。贋作とも言えないようなド素人でも一目でわかる幼稚な絵画ばかり。まるでミレーらしくないミレーとか、山下清とはとても見えない山下清とか。爺さんは(88歳というが)「ハハハ」と笑うだけ。

なんでも先祖代々の農地が40億円で売れて、爺さんは「美術品」収集に凝る人生とのこと。ニッポンの農業問題の根源はこの辺りにある。

全国の悪人ども、ビンボーな都市住民を「振り込め詐欺」なんかでたぶらかすのは止めて、こぞってカネを持っているイナカを目指せ!

またイナカ農家が作る一個五万円のイチゴ(ここ)に、都市住民のなけなしのカネをみついで、あいつらをますます金持ちにするのは止めよう!

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

怒りはごもっとも!
しかし「金は天下の回りもの」
アブク銭身に付かず、百姓に支払ったン億円は庭に埋めるよりは、何を買おうとずいぶんと景気に役立つと思う。個人的な公共投資ですなぁ。
散人さんも、世界経済のためにA級グルメで
まづい料理でも、ウン万円カネを世間に回してください。カネは溜めてはなりませんぞ!
グルグルまわしましてこそお金です。
百姓が金が使える世の中がやっと来たのですから、どんどん使うようなオレオレ詐欺的政府施策を期待しますよ。
散人さん、国憂文句ばかり言わずに、どういう施策がよろしきか、国会議員の立場仮定で前向きのご意見聞かせてください。

Unknown さんのコメント...

戦後の自民党政治で都市からイナカに移転された巨額のお金は、マクロ的(金額的)には中立だけれど(都市のお金がイナカに回っただけだから)、質的に全く違うんだよな。支出形態が違う。

例えば文化。文化はスポンサー次第。戦後のニッポン文化がすっかり土臭くなったのはこのおかげ。女子供にお金が集まる風潮となり同じように文化の女子供化も進行。

むしろ彼らにお金を使わせない方がお国の将来のため。

Unknown さんのコメント...

>どういう施策がよろしきか

国の保証なしの地方債を各地方自治体に大規模に発行させ、各農協や各ムラに強制割り当てして買わせるのはどうでしょうか。地方公務員の給料の10%もこの債券で払うこと。農家への直接支払いもこれでですな。共同体意識を持って貰わねばいけません。愛郷心豊かな人たちばかりだから当然買ってくれるはず。

匿名 さんのコメント...

価値の無いものに大金を払っても名目値が膨れ上がるだけで花見酒(バブル)の経済にしかならないんですね。持続的な成長のためには生産を効率化するしかないのですが時代は逆方向に向かっているようです。

保証なし大規模地方債の提案は面白いです。一種の藩札ですね。市場価値で交換させれば、その地域の本当の実力が分かるでしょう。

Unknown さんのコメント...

>生産を効率化するしかない

おっしゃる通りですね。世界中が猫も杓子も今財政出動に躍起ですが、それを生産性向上に結びつけた国しか結局は成功しない。先の大恐慌では全体主義国家のドイツとソ連だったけれど、現在は中国か。中国株が上がっているのは理由のないことでもないのです。